“パズル” 解く楽しみ+特典…根強い人気 雑誌や携帯、業界下支え(産経新聞)
「パズル」人気が衰えない。出版不況の中、クロスワードや数独(数字埋めパズル)などのパズルを扱う雑誌は堅調。中高年読者を中心に、一定の売り上げを上げる。一方、若い世代には、携帯電話のパズルサイトが人気。難問を解く楽しみだけでなく、懸賞に応募できるなどの“特典”があるのも人気の理由とみられる。(道丸摩耶)
◆「お得な娯楽」
東京都八王子市の書店「アバンティブックセンター南大沢店」の書棚には、新書サイズのパズル本がずらりと並ぶ。中心にあるのは、この10年で100巻以上が出た「パズルbooks」。白石晃也副店長は「パズル雑誌に比べて知られていないパズル本だが、固定ファンは多い。客層は中高年、どちらかというと男性が多い」と解説する。
発行元の世界文化社(千代田区)は昭和58年に日本初の本格パズル誌を創刊した老舗だ。昨年末には、発行するパズル誌に「段・級位制」を導入。プレゼントなどの「懸賞」目当てに挑戦する従来の読者に加え、解くほどに成績が上がる段や級を設けることで、リピーターを確保する狙いだ。
根強い人気を支えるのは主に中高年。隔月刊などを含め約25種のパズル誌を発行するマガジン・マガジン(新宿区)は「頭の体操になり懸賞も付いているお得な娯楽として、中高年読者の割合は増えつつある」と話す。「昔は複数のパズルが載った総合パズル誌が多かったが、5、6年前からパズルの種類によって雑誌も細分化されてきた」(同社)。出版不況の中、ファッションなどの他ジャンルに比べ、「パズル誌の売り上げは高値安定している」という。
日本雑誌協会の「マガジンデータ2010」に「クロスワード・パズル」のジャンルで掲載されているのは出版6社の計27誌。発行部数(1号の平均部数)は最低でも約2万8000部で、約10万部を超える雑誌も複数ある。“安定感”を狙って新規参入する出版社も多く、競争は激化している。
◆若者はケータイで
一方、パズル人気のすそ野を広げようという動きも盛んだ。狙いは“ネット世代”の若年層。パズル誌を発行する出版各社が独自の専用サイトを設けているほか、携帯からパズルに挑戦できる専用サイトも登場。月数百円の登録料でクロスワードなどの人気パズルが配信される。
携帯コンテンツ配信会社「ジー・モード」(渋谷区)が昨年立ち上げたパズル配信専門サイト『アタマスイッチ!』では、会員の携帯に1日数個の問題が配信。1日約16万、1カ月約500万もの問題がダウンロードされている。
同社によると、携帯ゲームの世界でもパズルは常にファンがいる人気ジャンル。会員の7割は女性で、中でも30代が多いという。「紙もペンもいらず、いつでもどこでも遊べる。パズル完成と同時に自動で色が変わるなど、紙に無い良さも追求しています」(同社)と工夫を凝らす。
長引く不況ながら、「お手軽な娯楽」であるパズル人気は当分続きそうだ。
■種類豊富、作る楽しみも
一口に「パズル」といっても、その種類は豊富だ。ペンで書き込んで答えるパズルでは「クロスワード」「迷路」「まちがい探し」「数独」などが有名。「数独」は、9つのマス目に1〜9までの数字を入れて完成させる数字系パズルだ。
最近では、クロスワードから派生したさまざまなパズルも生まれている。「ナンクロ」の略称で知られるナンバークロスワードは、文字が何もない状態からマス目に入れる文字を探す。
パズル誌の多くは読者投稿を受け付けており、解くだけでなく作る楽しみを味わう愛好者も多い。
【関連記事】
・ 読む+遊ぶ+使う=売れる ムック本「付録」進化中 たいやき・遺言書…
・ 「黒船」電子書籍の来襲 団結に賭けた出版業界
・ 電子書籍後進…日本にも「iPad」の衝撃
・ 書店革命 ブランド品・おもちゃ付き… CDの新譜が初めて登場
・ 米電子書籍端末 続々と参入 「収益圧迫」出版業界が反発
・ 黒船か? 電子書籍の衝撃 揺れる出版界
・ 女性下着会社に業務停止命令=会員が虚偽内容で勧誘−北海道経産局(時事通信)
・ 防衛省に改善要求へ=空自発注の事務機器、官製談合認定−業者に課徴金も・公取委(時事通信)
・ 地元業者が「欠けにくい」信楽焼の新製品開発(産経新聞)
・ あのペンギン泥棒、カピバラとリスザルもカバンに(読売新聞)
・ <アカデミー賞>主演女優賞にサンドラ・ブロックさん(毎日新聞)
病腎移植、きょう臨床研究2例目実施 親族間移植は初(産経新聞)
治療のために摘出した腎臓を修復し、ほかの腎臓病患者に移植する病腎(修復腎)移植で、徳洲会グループが3日に臨床研究の2例目となる移植手術を実施することが2日、関係者への取材で分かった。腎がん患者の妻から透析患者の夫への移植で、親族間移植は昨年12月の臨床研究再開以降初のケースとなる。移植手術は万波誠医師(69)の執刀で愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院で実施される。
関係者によると、2月に福岡県内の病院で診察を受けた50代女性が腎がんであることがわかり、全摘出が必要と診断された。50代の夫が慢性腎不全の透析患者だったことなどから、夫婦で病腎移植を希望したという。
同病院からこの夫婦の紹介を受けた徳洲会グループでは、妻から夫への移植手術が可能かどうかを検討。その結果、妻の腎がんは直径4センチ以下で、腎臓を修復すれば移植できると判断したという。手術のリスク説明を受けた夫婦が移植に同意したため、親族間では初めてとなる臨床研究の実施を決めた。
徳洲会グループは昨年12月30日に宇和島徳洲会病院で、臨床研究の1例目となる第三者間の病腎移植を実施している。
【関連記事】
・ 73歳女性、病腎移植めぐり市を提訴
・ 病腎訴訟で患者側「自家腎移植の件数開示を」 松山地裁
・ 病腎移植再開 執刀医が記者会見 「捨てる腎臓の再利用であり、いいことだ」
・ 病腎移植を再開、臨床研究1例目 宇和島徳洲会病院
・ 病腎移植臨床研究、少なくとも5件実施 徳洲会グループが方針
・ 黒船か? 電子書籍の衝撃 揺れる出版界
・ 憲法改正の論点整理 自民推進本部が発表(産経新聞)
・ <ゴルフボール>特許侵害認定 輸入米社に賠償命令(毎日新聞)
・ 坂出3人殺害、遺族が介護資格…「人の助けに」(読売新聞)
・ きょう午後に集中審議 自民は予算組み替え動議提出へ(産経新聞)
・ 地域包括ケアの推進へ介護保険担当課長会議(医療介護CBニュース)
舛添氏は批判の資格ない=「谷垣降ろし」発言を批判−自民幹事長(時事通信)
自民党の大島理森幹事長は2日午前の記者会見で、舛添要一前厚生労働相が参院選前の谷垣禎一総裁の辞任に言及したことについて、「そういうことは言うべきではない。舛添氏は(大敗した)昨年の衆院選の時、内閣にいたはずだ」と述べ、同氏が麻生内閣の閣僚だったことを挙げ、党運営を批判する資格がないとの認識を示した。
大島氏は、舛添氏が新綱領づくりに携わったとして「舛添氏は自覚と責任を持つべきだ」と批判。党の支持率が低いとの指摘に関しては「そんなに低い支持率なら長崎県知事選や町田市長選、石垣市長選で負けるだろうか。実態は必ずしも言われているようなものではない」と反論した。
【関連ニュース】
・ 【特集】「陸山会」土地購入事件〜「小沢氏、幹事長を辞任すべき」72.5%〜
・ 「大政翼賛会」は続かない〜民主・渡部元衆院副議長インタビュー〜
・ なれ合い政治から脱却を〜自民党・園田幹事長代理インタビュー〜
・ 自民の歴史的役割終わった〜自民・舛添要一前厚生労働相インタビュー〜
・ 場外戦にもつれ込む「小沢捜査」の内実
・ 「追われている」が「お前なんかどうにでもなる」に 女性乱暴容疑の男逮捕(産経新聞)
・ 北教組事件 小林議員が陳謝 会計責任者など4人逮捕で(毎日新聞)
・ <京都教員分限免職>処分取り消し確定…最高裁(毎日新聞)
・ <気象庁長期予報>春の訪れ早い見込み(毎日新聞)
・ 韓国で仕入れた「シャネル」偽物販売 雑貨店経営者ら逮捕 (産経新聞)
政府の休日分散化案 全国5地区で順番に取得(産経新聞)
政府は3日開いた観光立国推進本部(本部長・前原誠司国土交通相)の分科会で、休日の「分散化案」を提示した。
全国を北海道、東北、北関東▽南関東▽中部と北陸信越▽近畿▽中国と四国、九州、沖縄−の5地区に分割。ゴールデンウイークは憲法記念日、みどりの日、こどもの日をそれぞれ記念日として残したまま、南の地区から順番に土日を合わせて5連休とする。
一方、秋の大型連休では、海の日、敬老の日、体育の日を残し、その3日分の休日を土日と合わせ北の地区から5連休をとるという内容だ。春と秋の大型連休の時期をずらすことで、観光地の混雑緩和や雇用創出を図る。
祝日法改正も視野に政府は早ければ平成23年度からの実施を目指す考えだが、産業界には「中小企業は有給休暇を取りにくい。製造業も受注状況によって休みを取りにくい」など戸惑いの声もあり、実現には時間がかかりそうだ。
・ 郵政民営化の危機=自民・中川氏(時事通信)
・ 池袋駅東口のみ上昇=全体は下落基調−四半期地価調査(時事通信)
・ 「条件整わないうちに作業」…JR西の作業員死亡事故、運輸安全委が調査報告(産経新聞)
・ ヨットも沖合に避難「チリ地震津波が教訓」 宮城・石巻(産経新聞)
・ <JR鶴見駅>天井の部品落下 主婦背中に軽傷(毎日新聞)
<殺人容疑>夫が妻を? 静岡・掛川(毎日新聞)
24日午前2時25分ごろ、静岡県掛川市宮脇にある4階建てアパートの3階に住む会社員、八木康年さん(42)方から男の声で「女性が死んでいる」と119番があった。同市消防本部からの通報で駆け付けた県警掛川署員が、首から血を流して死亡している妻里英子さん(35)を発見。八木さんは首から血を流し、病院へ運ばれた。命に別条はない。同署は八木さんが里英子さんを殺害後、自殺を図った殺人容疑で事情を聴く方針。【大西量】
・ 政治利用防止のルールは示さず 天皇の公的行為で政府見解(産経新聞)
・ 「密約」有識者委、半島有事と沖縄の核認定の方向(読売新聞)
・ <災害伝言板>携帯用 5社横断で利用できるように改善(毎日新聞)
・ <小沢幹事長>「トヨタ問題で対策を」谷亮子さんから要望書(毎日新聞)
・ <革手錠死傷事件>2審も刑務官4人有罪 名古屋高裁判決(毎日新聞)
自民が審議復帰へ わずか3日でギブアップ(産経新聞)
衆院で審議拒否してきた自民党は24日夜、高校授業料無償化法案などを審議入りする本会議設置を委員長職権で決めた松本剛明衆院議院運営委員長の解任決議案を提出した上で、25日から国会審議に復帰する方針を固めた。谷垣禎一総裁は25日午前の党臨時役員連絡会と記者会見で審議復帰についての考えを説明する。
自民党は、21日投開票の長崎県知事選と東京都町田市長選で支援した候補が当選したことを受け、民主党の小沢一郎幹事長らの証人喚問などを求め、22日から衆院で一切の審議を拒否してきたが、わずか3日間でピリオドを打つことになった。
【関連記事】
・ 公明党が鳩山政権ににじり寄り 首相も秋波 露骨な自民離れ
・ 個所付け 思惑絡む公共事業予算配分
・ 小沢氏が波紋呼ぶ発言「考えるところある」
・ 自民、審議拒否の方針を確認 午後の本会議も欠席
・ 民主系敗北 喚問拒否は民意に反する
・ <織田作之助賞>中丸さんらに賞状と副賞 大阪で授賞式(毎日新聞)
・ 子ども手当ては満額支給=鳩山首相(時事通信)
・ タミフルを無許可販売=輸入代行業者を再逮捕−大阪府警(時事通信)
・ 殺人容疑で48歳男逮捕=自宅焼け跡、女性遺体事件−宮城県警(時事通信)
・ あの手この手で民主批判=街頭演説、確定申告相談会で−自民(時事通信)
南米チリでM8・5の強い地震(読売新聞)
【リオデジャネイロ支局】米地質調査所(USGS)によると、南米チリで27日午前3時34分(日本時間27日午後3時34分)、マグニチュード(M)8・5の強い地震があった。
震源は首都サンティアゴの南南西約340キロで、震源の深さは約55キロ・メートル。ロイター通信によると、サンティアゴでも建物が揺れ、停電が起きているという。
・ IFN添付文書の改訂内容を示した安全情報を公表(医療介護CBニュース)
・ なぜ真冬に刺す蚊がいるの? 産卵期の雌だけじゃ…(産経新聞)
・ 元和歌山市長、旅田被告の実刑確定へ 獄中からトップ当選も(産経新聞)
・ 複数分野束ねる「基礎番号」検討=社会保障と税の共通制度で−第2回検討会(時事通信)
・ 普天間、複数案を地元と米側に打診か…防衛相(読売新聞)
R−1ぐらんぷり あべこうじ優勝 最多3539人参加(毎日新聞)
ピン(一人)芸人日本一を決める「R−1ぐらんぷり2010」の決勝が23日、東京・台場のフジテレビであり、あべこうじさん(35)=よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属=が優勝した。8回目の今回はこれまでで最多の3539人が予選に参加した。優勝者には賞金500万円が贈られる。【油井雅和】
【関連ニュース】
R−1ぐらんぷり:庄司はミキティ封印宣言 中山は「優勝したけど売れない」とぼやく
R−1ぐらんぷり:中山功太が初優勝 時報ネタで
R−1ぐらんぷり:鳥居みゆき、バカリズムら決勝進出
次長課長:骨折の河本は「元気そう」 吉本東京本部、新宿の小学校に移転
・ 労組の違法献金「許されぬ」=鳩山首相(時事通信)
・ 企業・団体献金の早期禁止を 民主に弁護士ら要望(産経新聞)
・ 死体遺棄 冷凍の乳児2遺体 愛知のスーパー(毎日新聞)
・ 新幹線線路侵入で中学生ら送検=きせる乗車でホームから逃走−山口(時事通信)
・ <首都圏・雪>早大入試にも影響(毎日新聞)
「眠いときは正直に」=優秀トラック運転手が表敬−鳩山首相(時事通信)
鳩山由紀夫首相は23日夕、首相官邸で全国トラックドライバーコンテストで優勝し、内閣総理大臣賞を受賞した坪内大樹さん(35)=岡田運輸名古屋支店勤務=ら4人の表敬を受けた。
コンテストは、法規や構造に関する筆記試験と、運転技能や整備・点検の実科競技からなり、坪内さんらは2000人の中から選ばれた。一人一人にトロフィーを手渡した首相は「眠いとき、体調が悪いときには正直に言った方がいい。事故を起こしたら大変なことになる。あなたたちの命の問題もある」と、プロの最優秀ドライバーを相手に2回繰り返した。
【関連ニュース】
・ 【特集】話題騒然 ファーストレディー
・ 〔写真特集〕美しすぎる市議 藤川ゆり
・ 〔写真特集〕華麗なる仏大統領夫人 カーラ・ブルーニ
・ 納税義務果たした=鳩山首相
・ 普天間、最善の案目指す=鳩山首相
・ <偽造株主優待券>密輸容疑で6人逮捕、マックを1万8千枚(毎日新聞)
・ 長岡京 よろいの部品、内裏跡から出土(毎日新聞)
・ 京成千葉線で男性飛び込み死亡、1800人に影響(読売新聞)
・ 政調復活に慎重=前原国交相(時事通信)
・ <仙谷国家戦略相>事務次官廃止、引き続き検討(毎日新聞)
大型トラックが衝突、軽ワゴンの3人死亡(読売新聞)
23日午前7時25分頃、広島県世羅町本郷の国道184号で、観光農園従業員坂本弘明さん(51)(世羅町安田)運転の軽ワゴン車に大型トラックが衝突。
坂本さんと、同乗していた従業員・大霜邦子さん(58)、同・高橋愛子さん(56)(いずれも同町)の3人が死亡した。世羅署は、自動車運転過失傷害の疑いで、大型トラックを運転していた同県福山市駅家町、青山和雄容疑者(36)を現行犯逮捕。同致死容疑に切り替えて調べている。
同署によると、現場は片側1車線の緩いカーブ。青山容疑者は「脇見をしていて対向車線にはみ出した」と話しているという。
坂本さんら3人は、現場近くの同農園に出勤途中。青山容疑者は福山市内の運送会社に向かう途中だった。
・ 整備新幹線「国費増額を」=北陸新幹線の沿線知事ら−国交省(時事通信)
・ 「可視化」実現へ協力求める=法相が検察幹部に訓示(時事通信)
・ 【いきいき】大阪女性文芸協会代表 尾川裕子さん(産経新聞)
・ 小学館社長かたりモデル志望の女性騙す 「誕生日プレゼントを…」と現金詐取 逮捕 (産経新聞)
・ <顧客情報紛失>近畿大阪銀が150人分 名前など記載(毎日新聞)